キューの選び方

まずキュー選びにおいて大事になってくるのはどのメーカーの何ていうキューを買うかではなく、キューの長さや重さ、アッシュなのかメイプルなのか、このあたりがより重要になってくると思います。同じメーカーの同じキューでも扱う人によってキューの長さ、重さは変えていかなければなりません。メーカー側も同じキューに対して重さ、長さのレンジがある程度選べるようになっているのが一般的です。キューのデザインやブランドといったものは個人の好みなのであえてここでは触れるつもりはありません。

まずキューの長さですが、これは皆身長によって変わってきます。より重要なのは手の長さなので必ずしも身長に比例するわけではありませんが、一般的には身長が高ければそれなりに手も長くなるので、ここでは身長からキューの長さの目安をとることにします。これは僕がある某有名メーカーJP(イギリスで一番信用できるキューメーカーといえばここだよね)に直接キューの長さについてアドバイスをもらったものなのでそれなりに参考になると思います。僕の身長にたいしてベストのキューの長さは58インチだそうです。そこから導き出したキューの長さに対する計算方法を参考として紹介します。

あなたのキューのベストレングス(インチ)=0.32×あなたの身長(センチ)

自分は手が平均より長めだと思う人はこの計算式で導き出された数字より少し長めを買ってみてはどうでしょうか。逆にそれより短めというのはあまりお勧めできません。よく聞くのは「キュー尻を持つのがかっこいいから」と言ってあえて短めのキューを買う方を時々見かけますが、僕が思うに少しぐらい長めのキューだったとしても短く持ってしまえば良いだけで、短すぎるものを長く持つのは無理なのだから、自分のベストレングスに迷った人は長めのものを買うほうを勧めます。プレー中、キューは状況に応じて長く持ったり短く持ったりするので、短すぎるキューでは対応できなくなります。キューが長すぎる分にはあとでまた切ってもらえば良いでしょう。短いキューを長くしてもらうよりもはより現実的です。これは僕の失敗談からもきているので経験者語るだと思って肝に銘じておいてほしいです(笑)。

次にキューの材質や重さについて。まずスヌーカーキューの材質にはアッシュとメイプルがありますが、一般的にはメイプル製のキューは軟らかめ、アッシュ製は硬めでしっかりしているといわれます。ポケットキューでも良く見かけるあの木目があまり無く白っぽいのがメイプル、しっかり木目が入っているのがアッシュです。どちらが良いかは個人の好みですが、世に出回っているスヌーカーキューの9割方はアッシュ製ではないかと思われます。どちらかといえば軟らかめのメイプルは初心者にとっては扱い難く、硬めでしっかりしたアッシュのほうが初心者向きで無難な選択に思えます。また、アッシュのキューは木目によってキューの上下が判別し易くなります。

重さも好みです。重いキューはパワーが出る反面デリケートなショット向きでなく、キューボールのこまかいコントロールが難しいといわれます。軽いキューはパワーはありませんがコントロールし易いのでブラック周りのようなこまかいコントロールを必要とする場面に適していると思います。一般的なスヌーカーキューの重量レンジは16oz〜21ozぐらいで17.5oz〜18ozあたりが最も多く平均的な重さと言えるでしょう。初心者の方は18oz前後の平均的な重さを選ぶことをお勧めします。

あとティップサイズですがスヌーカーキューの平均的なティップサイズは9.5mmです。ティップサイズ9.0mmというとかなり小さく感じます。小さくなるほどより撞点がシビアになってくるので初心者には扱い難くなってくるでしょう。時々10mmというサイズのティップもみかけますが、このサイズは主にハウスキューなど初心者用のキューに多く、撞点が若干適当になる分キュー切れが悪くなるのではないでしょうか。